ジュリアス・シーザー

またはユリウス・カエサルとも呼ぶ。 古代ローマで最大の野心家であり、彼が布告し彼の名が冠された暦(ユリウス暦)は、紀元前45年から1582年まで1600年間以上に渡り欧州のほぼ全域で使用され続けた。 今回は、ジュリアス・シーザーを主人公としてシェイクスピアが描いた物語について。 数多くの翻訳が出ているが、安西 徹雄さんのものは、非常にわかりやすくて有名らしい。 確かにこれまで別の翻訳者のシェイクスピアの本を読んだ事があるが、比較してもこれは圧倒的にわかりやすかった。 正しい翻訳ってよくわからない。母国語ではない時点で、正しいニュアンスの解釈は不可能だし、翻訳も含めて自分なりに読み取れればいいじゃないだろうか。 あそこにいるあのキャシアス。痩せこけて、飢えた顔をしている。ものを考えすぎる。ああいう男は危険だ。 自身の暗殺を目論見むキャシアスを形容してシーザーが放つ一言。 »

21世紀の資本

本も持っているけど、難しすぎて断念したので、映画を借りてみた。 ようやくざっくりと理解はできた感じがする。 18世紀の貴族社会は、相続が最重要で、階級の移動がほぼなかった 20世紀、戦争によって中間層が幸せになったが、それは特殊な時代 長期的にみると、資本収益率(r)は経済成長率(g)よりも大きい rは5%、gは1%くらい 「持てる者」はより豊かに、「持たざる者」はより貧しくなる 労働の価値は技術革新により下がるので、より資本家有利の展開になる(自動車できる前の馬が現代の人間? »

Tip4Commit

doge coinのソースコードを見ていて、発見した Tip4Commitは、bitcoinのユースケースとしてかなり理想的なユースケースだと思う。 けどハードルが高いかなあ ちなみに、dogeのソースコード1年以上更新ないけど、価格が10倍か・・・ »

FIRE 最強の早期リタイア術

お金について考えるために買った 30代で経済的自立を達成するための全技術 4%ルール 「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方。 統計によると、5%しか破産しないらしい。 表を見ると、4%ルールを守っている人の殆どが資産を大きく増やしていることがわかる。 著者はさらに、この安全性を向上させるための「現金クッション」と「利回りシールド」という戦略を導入している。 ハスラー・投資家・オプティマイザー パーソナルファイナンスへのアプローチを3 »

Global_Crypto_Index_2021

binance researchが出しているGlobalCryptoIndex_2021のピックアップメモ。 2017年と比較し、cryptoユーザは20倍に(500万人 -> 1億) 15%はcryptoが主要な収入源 55%が長期投資目的 取引所に最も求めるものはセキュリティ 平均し、年間250万円を稼ぐ cryptoに理解が深い人は、総資産におけるcryptoへの投資額が小さい 一般的なcrypto userと比較し、cold walletの利用率に大きな違いはない bitcoin maximalistは修士の所有率が極めて高い 年間90万円程度の利益を得ている »

amoung us

宇宙をテーマとした、いわゆる「人狼ゲーム」であり、2020年に突如としてバズった。 人狼ゲームとか、この手の取引が発生する類のゲームはコミュニケーションのいい媒介になるし、年末年始に久々に会う知人とやっていた。 合計、20時間くらいやったかな?大分堪能した感じがある。 なぜか、同性だけでやったほうが面白い 7人以上じゃないと本領を発揮しない 習熟度による勝率の偏りがあるのかは不明(サボタージュを知っているか、等は別として) onlineで知人とプレイするには、複数端末が必要 レーティングや、掛け金(bitcoinとか?)があると、より高度化していくかもしれない reverse engineeringによるcheatがたくさんあり、 »

2020年影響を与えた5つの文章

本に限らない。 みんなのコンピュータサイエンス みんなのコンピュータ・サイエンスを読むことから始まって、改めて、基礎が欠落していると実感した一年だった。 今更いちから学ぶのはどうなんだ、という自問自答が続きながら、今も相変わらず少しづつ進めている。 1. leetcodeに手を出して、60 questions to solveをマスターしようとして挫折する 2. atcoderのメモをたくさん残しだして(例)、記録を見ると2月から6月までは粛々とやっていたようだ。だけど、実力はひどい。 3. python(pypy) »

Chancellor on brink of second bailout for banks

genesis blockのコインベーストランザクションについて調べたのでメモする。 is_coinbase コインベーストランザクションは、bitcoinを新規で発生させる唯一のtxである。 その構造は、以下の例外を除き、その他の普通のトランザクションと変わらない。 1. tx inputは必ず一つである 2. そのinputの一つ前のtxは32バイトの00である 3. そのinputの一つ前のtx indexは0xffffffffである pythonで言えば、下記のコードの通りである。 def is_coinbase(self): if len(self. »

圧縮/非圧縮SECの考慮漏れによる署名の失敗

p2pkhで署名する際の圧縮/非圧縮secについて p2pkhで署名したtxをbloadcastする際にscript検証がうまく行かず、ハマってしまったのでメモを残す。 公開鍵からaddressを生成する 大まかな図としては下記の通りとなる。 ここで、HASH160で計算するための公開鍵は、圧縮/非圧縮secフォーマットの2つの方法でシリアライズすることができる。 わかりやすいのは非圧縮SECである。 公開鍵は、(x,y)形式の一つの座標であるが、座標をシリアライズする方法は下記の通りに決まっている。 0X04をprefix byteとする x座標を32バイトのビッグエンディアンにする y座標を32バイトのビッグエンディアンにする つまり、(1,10)が公開鍵であれば、下記のコードで取得できる »

レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を解読する

手稿から読み解く芸術への科学的アプローチ レオナルド・ダ・ヴィンチは、何十もの驚くべき発見をし、流体力学や理論植物学、空気力学、発生学などの全く新しい分野を切り開いた。著者は、レオナルドの有名な手稿を読み返すうちに彼が先駆的なシステム思想家でもあったことに気づき、この新しい視点から見たレオナルドの全科学的業績について、徹底的に踏み込んだ調査を行った。そして本書で、レオナルドの科学は生きている形態や性質、パターンの科学であり、200年後に登場した機械論的な科学とは根本的に異なっていること、レオナルドがすべての生命の不変性に敬意を払うとともに、すべての自然現象に根本的な相互依存性があることを認識し、ミクロコスモス(人間)とマクロコスモス(生きている地球)を結びつけたことを明らかにしている。また、レオナルドの研究をガリレオやニュートン、さらに現代科学と比較することによって、 »