2020年影響を与えた5つの文章
本に限らない。
みんなのコンピュータサイエンス
みんなのコンピュータ・サイエンスを読むことから始まって、改めて、基礎が欠落していると実感した一年だった。
今更いちから学ぶのはどうなんだ、という自問自答が続きながら、今も相変わらず少しづつ進めている。
1. leetcodeに手を出して、60 questions to solveをマスターしようとして挫折する
2. atcoderのメモをたくさん残しだして(例)、記録を見ると2月から6月までは粛々とやっていたようだ。だけど、実力はひどい。
3. python(pypy)でこの手の簡易的なコードは書くようになり、入門 Python 3を片手に取り組むようになった。script言語を書けるようになったのは良かったと思う。けど、独学なのでイマイチ自信は持てない。
4. フェルマーの少定理も数学の世界に興味を持って読んだ。
数学に関しては、高校数学を教科書で学んだほうが結果早そうだ・・・。俺の基礎学力は15歳で止まっている。
アンナ・カレーニナ
暇になったときに、公園に行ってまとまった時間で読み進めた。一応文章にはまとめている。
プロダクトスペック
ここに貼り付けることはできないけど、仕事で担当するプロダクトスペックを読み込んだ。
今まで、仕事に芯から取り組んだことは正直なかったけど、達人プログラマーを地で行く人と、厳しい言葉をかけてくれる人との出会いがあり、あとはまあ、コロナで時間ができたこともあり、というきっかけで。
一度高い評価となる機会にも恵まれたけど、思い返せば、その理由はシンプルで、一番の芯であるプロダクトスペックを理解したことと、投下時間が多かったことに起因する。(データモデルも深く理解できるとおそらく更に良かった、これはできていない)
また、その関連で、Site Reliability Engineeringを読んで、インシデント管理を実際に活かしたり、普通を保つことの難しさを再認識した。
プログラミング・ビットコイン
2020/12/27現在、進行系ではある。
pythonを勉強していたことが偶然ここで生きているし、コンピューターサイエンスの基礎をかじったことで、楕円曲線暗号やローレベルのデータの扱いがようやく自分で手を動かせるレベルでわかってきた。
だけど未だに全ての人に自信を持って語れるほどではない。
圧縮/非圧縮SECの考慮漏れによる署名の失敗や、Chancellor on brink of second bailout for banksのように、自分にとって有益な情報を正確にメモを残すようにしている。
ビジネス・クリエーション
ビジネス・クリエーション!は、2017/01/16に買っていた本。事業アイデアをどのように実現に結びつけるのかというテーマで、いわばマニュアルを提供している。
この本が特別優れているとか、そういうのは創造には正解はないので、思わないけど、たたき台としてステップに忠実に則って事業を書いている。だけど、すぐに手が止まってしまう。
上っ面を理解しているだけで、権威や流行に惑わされているだけで、いい加減そういうものはどうでもいいと気づきながら、何一つ自分の価値観はない。 またダヴィンチだけど、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を解読するを読んで、結局、自分の手で実験していくことでしか、そこから抜け出せないんじゃないかと思う。